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want to be ...
第11章 甘い夜
そのままベッドに押し倒されて、舌を絡められる。
あぁ…当たってる。
蒼汰さんの…
唇から首筋からおりていく蒼汰さんの愛撫。
一度イった身体は高まるのが早い。
何だろう、どうしてこんなに泣きそうになるの…
喘ぎ声に泣き声が混じると、蒼汰さんは
「大丈夫」
と言って舌で涙を拭ってくれる。
そして入ってきた、蒼汰さんの指。
「…ん、すっげ濡れてる…」
「っあ…!」
ぞく、と痺れが身体に走り、身体を仰け反らせる。
「ん、ん、…っ」
ゆっくり出し入れする蒼汰さんの指は、
一番敏感なところには触れず、焦らすように動く。
「う…っん、ぐす…蒼汰さ…」
「んー…?」
ちゅ。
「はうっ…」
乳首にキスされて、びく、と身体を震わせる。
「あ、やっ…蒼汰さん…」
「何…何してほしいの?」
「っ」
い…言わせるんですか!!
え、でも…こんな恥ずかしいこと…
今まで一度も、蒼汰さんに恥ずかしいことを言わされるようなセックスはした事ことなかった。
「んー?杏奈…ここの名前分かるよな?
ちゃんとどこ触ってほしいか言ってくれないと
俺分かんないよ…?」
「や…!意地悪…っんん」
ほんとにキスの嵐だ。