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want to be ...
第17章 俺と杏奈の関係 蒼汰SIDE
本人には絶対言わないけどね。
マジでガンガンに感じるし、イイ声で啼いてくれるからついつい激しく抱いちまう。
どちらかというと童顔…綺麗か可愛いかつったら可愛い、って言葉がぴったりな杏奈。
けど、少し垂れた大きな二重の瞳に時々宿る意思の強い光には引き込まれそうになり驚いてしまう。
身長も小柄で、俺と並んだら頭1個半は違う。
何センチ差だっけ…確か25センチ差。
何つーか…時々リスみたいなんだよな、ちょこまかしてる辺りが。
美咲はほわーんとしてるから…
リスじゃなくて、うさぎ時々猫?みたいな感じ?
そんな事を頭の隅っこで考え律動を激しくすると、訪れるあの感覚。
頭ん中真っ白なって、更なる高みを求めてしまう…
「ん、…っく」
「あぁーっ…!…っはぁ、っは、ぁ…」
最奥に突き立て杏奈の中に欲望を逃し、強烈な快楽に顔を歪めて息を吐く。
出し終えると、ゆっくり深くため息を吐いて杏奈の首筋に顔をうずめた。
…柑橘系の香り。
香水くさい女は大嫌いだ。
だから初めて杏奈のこの香りを感じた時、この女も同じか、と思った。
所詮オスに媚びるメスか、と。
え?偏見?ひねくれてる?
悪ぃな、これが俺なんだよ。