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want to be ...
第17章 俺と杏奈の関係 蒼汰SIDE
どれだけ泣いてやめてと叫ばれても懇願されても絶対離してやらなかった。
嫌われるのも無理ない言葉を沢山吐き捨てて。
それなのに、呼んだら笑顔で来てくれるし、有り得ない時間に押し掛けても迷惑そうな顔せず、怒る事もせず招き入れてくれて。
何で?
疑問を感じた。
普通は有り得ねぇぞ、いくらセフレでも。
セフレっていうよりは性奴隷…もう性欲処理器具。
マジでヤる為だけの女。
俺のマンションでヤるようになってからは同棲させてまでヤってるし…
…ヤバいな。
本格的にそう思った日、杏奈を呼んで散々激しく抱いた後、ベッドに体を預けて意識が朦朧としてる杏奈に聞いてみた。
「杏奈…俺の事、好き?」
再会した日…お前は俺に好きだと言った。
セフレにしてほしいと言った。
有り得ねぇだろ…レイプした男に告白だぞ?
神経疑うよマジで。
承諾した俺も神経狂ってんのかもしれねぇが。
そのちっさくて細い体でこんなめちゃくちゃな俺を受け入れて。
1日に何度も求める俺に対しての抵抗はあったが、俺の来訪と呼び出しに対しての抵抗は一度もされた事がなかった。
でも…もうこんな俺を愛してはいないだろう。