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want to be ...
第22章 Request Story♡ バレンタインデー
体に巻かれているピンク色のリボン。
蝶結びにされている結び目をほどき、体からも取り払う。
そして、べっとりチョコレートがついてる杏奈の両腕を取り、頭上でベッドの柵と繋げて痛くない程度に結びつけた。
「あ、あの、蒼汰さん…っ」
「杏奈…悪いけど、しばらく離してやれねぇ。
余裕ねぇわ…」
「へ…っ!?」
「ちょっと俺の性欲に付き合って…壊れずついて来いよ」
「…っ!…っあ、あぁあっ!」
素早く下着を脱ぎ捨て、杏奈の中に自分を沈めた。
「…っ」
「うぅ…っあ、あは…ぁ」
ヤバい…
ヤバいヤバいヤバい、すぐイきそう…
はぁ、はぁ、と荒い息を吐いてる杏奈の目から溢れる涙を舌で拭ってやり、頭を撫でる。
安心させるように、杏奈の柔らかい髪を掻き上げて額にキスをおとした。
「…杏奈?」
「ぁ…はぁ、…っはい」
「びっくりしたの?いきなり入れたから」
首を振る杏奈。
「…、嫌…だった?」
強く首を振る。
じゃあ…
「なら…、何で泣いてんだよ…」
とめどなく杏奈の目から溢れる涙。
入ってきた時から、杏奈は既に泣いていた。