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want to be ...
第22章 Request Story♡ バレンタインデー
そして何より。
「好きだよ、杏奈」
蒼汰さんからの、告白。
いつもより体が敏感になってるのを感じる。
「好きだよ、杏奈」
頭に木霊する、蒼汰さんの声。
「杏奈」
「ぁ…っん、はぁ、はぁ…っ」
ヤバい…
蒼汰さんの声、想像しただけで体が熱くなる…
実際に、目の前にいるのに。
あたしを翻弄して、快楽を与えてくれてるのに…
ぎゅうっと閉じてた目を開く。
額から汗が流れ、切なく顔を歪めてた蒼汰さんがあたしの視線に気付いて視線を合わせてくる。
あ…ダメ。
感じすぎてて、それだけで…
「…っ」
恥ずかしさで顔が熱くなって目を逸らしたのを、蒼汰さんはどう受け取ったのか、腰の動きは止めないままあたしの頬を一撫でして、あたしの口の中に指を入れてきた。
「んんっ、はあ…ちゅ…」
あたしの口内を動き回る蒼汰さんの人差し指。
そっと舌を絡めて、蒼汰さんのモノを奉仕する時のように弄んでみる。
丁寧に舐め上げ、先っぽの方にキスを落とし、舌の腹で舐める。
「っは…」
唾液が垂れる。
とろりと溢れた唾液はあたしの首を伝い、シーツに染み込む。