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want to be ...
第22章 Request Story♡ バレンタインデー
「はぁ…はぁ、っはぁ…」
2人で荒い息を吐いて絶頂の快感に身を預け、出し終えた蒼汰さんがゆっくり体を起こしてあたしの体から抜けた。
ストッパーをなくした精液が溢れてシーツを汚す。
揺さぶられ続けた体は力が入らず、体を起こそうとしても全く動かない。
そんなあたしの体を蒼汰さんが支えてくれて酷く倦怠感が纏う体を起こした。
ぐしゃぐしゃに乱された髪が顔を覆い、様々な液が体を伝って流れる感覚がくすぐったい。
あたしは今、どんな顔してるのかな。
蒼汰さんが夢中になってくれるようなそそる顔、してる…?
あたしの顔を見た蒼汰さんの目が一瞬見開かれあたしの顔にかかる髪を掻き上げてキスされる。
舌を絡めながら、自分の体を纏うチョコレートをそっと掬い、その手で蒼汰さんの頬を包む。
べっとりと付いただろうチョコレート。
唾液の糸を伸ばして離れた唇。
蒼汰さんの頬を見て、笑みがこぼれた。
蒼汰さんったら…可愛いです。
なんて、自分で蒼汰さんの頬に付けたのにそんな事を思ってしまう。
瞬きをする蒼汰さんの頬を両手で包み、チョコレートの付いた頬に舌を這わせた。