この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
want to be ...
第24章 Request Story♡ 2人の1日 Ⅱ






…途中、かなり大きな音でお腹が鳴り


「っはは、うける」


と呟きながらお腹をさすった。


杏奈の部屋にノックもせずに扉を開けると、パソコンに向かってる姿を捉えて安堵した。


いた…よかった。


「杏奈ぁ、腹減った。昼ご飯食べたー?」


後ろ姿に声をかけるが、


「…」


返事がない。


「杏奈ー…?」


カタカタと小刻みに叩かれているキーボード。


その音に紛れて聞こえないのだろうか。


「杏奈」


もう一度声のボリュームを少し大きくして呼ぶと、ようやく気付いたらしく、キーボードの音が止んで振り向いた杏奈。


「あっ、蒼汰さん!おはようございます」


「うん。昼ご飯は?」


「…へ?」


そこからしばし沈黙が流れた。


…あれ、杏奈昼ご飯って言葉知ってるよな?


昼に食べるご飯だって、知ってるよな?


何てアホな事を考えてると。


「…あ、あぁっ!あぁあ忘れてたー…!あぁー…」


どうやら忘れてたらしい。


そこまで真剣にやってたのか…


つか、いつからパソコンに向かってたんだろう。


「あー…。…あの蒼汰さん、ごめんなさい。
朝ご飯も昼ご飯も作ってないんですよ」


/500ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ