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第24章 Request Story♡ 2人の1日 Ⅱ





「人参の他に何入れんだ?
…あ、冷蔵庫にこんにゃくあったな」


あれなら切るのも楽だよな、ぐにぐにしてるし。


冷蔵庫からこんにゃくを取り出し袋を開け、中から飛び出した液体に驚きながらまな板の上に置き、両手持ちの包丁で切ろうとして、下ろした…その瞬間。


「っ…!いってぇ!」


指先を、包丁の刃元がかすめた。


縦に線が入った小指から、血が滲み出る。


そして、


「蒼汰さんっ!?」


走ってくる足音が聞こえて、杏奈がリビングに入ってきた。


「何か焦げたにおいしますけど、
何を…って、大丈夫ですかっ!?」


すっ飛んできて、俺の指を見た杏奈は。


「…!血!」


と叫び、俺の指を小さな口に含んだ。


ちゅううっと吸われて痛みが走ったが、痛みよりも驚きが大きかった。


…凄ぇ、杏奈…かっこいい。


つか、胸の動悸が激しい。


「…結構深くいっちゃってますね。
どうしてこんな…、…え」


そしてキッチンの様子(惨状)を見て目を見開く。


「蒼汰さん…?ご飯、作ってたんですか?」


フライパンの火を止めて俺を見上げる杏奈。


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