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want to be ...
第29章 素直な気持ち 雫SIDE






「…っ、うぅ…これ以上泣かせないでぇえ」


「いい涙だからいいじゃん…」


「瑞季ぃーっ…」


「…ん。愛してる…」


「うぅ〜っ…」


耳元で囁かれた言葉に涙腺が崩壊。


泣いて瑞季の体に抱き着いたあたしの体を抱き寄せ、頭を撫でてくれる瑞季。


「大好きっ…」


「そういうのは目を見て言って?」


「ふううー…」


ゆっくり顔を上げ、


「大好き…」


そう呟くと。


「…あっ!?みず…、んんっ」


体を反転させてベッドに沈められ、深く塞がれた唇。


すぐに瑞季の体に腕を巻き付け、絡んでくる舌に応える。


「ぁ…は、はぁ…む、」


「愛してる、雫…」


「んぅ…!」


あたしも、言いたいよ。


言いたいよ、瑞季。


大好きなの、愛してるの。


世界で一番、瑞季が好き。


もちろん両親も友達も、皆好き。


でも今は、瑞季が一番。


瑞季が世界一大好き…


「みず…っんぅ、好き…」


「雫…」


ひたすらキスを交わし合い、体を起こした瑞季が服を脱ぎ始める。


あたしも少し体を起こして服に手をかけると、肩を押されて再びベッドに沈む。


「雫の服は、俺がじっくり脱がしていくから。
…破いたらごめんな?」


「…えぇ、破くの…?」


「だって手加減する気ねぇもん…」


言いながらあたしの下着を脱がせていく瑞季。


「…てっ、かげ…って」


これは…濃厚な夜が期待出来そうです…


でも…


「待ってっ瑞季…、お風呂…」


「今更だろ…後で一緒に入ろうな?」


「ん…!っあ…」


中に入ってきた瑞季の舌。


ワレメを舐められ、ビクッと体が震えた。


「…っは…、溢れてきた…」


「ぁ…っん、いやっ…」


「よくしてやるから…」


「んんっ!…っ、は…!」


舌を突っ込まれて吸われ、体が仰け反る。


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