この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
want to be ...
第29章 素直な気持ち 雫SIDE
o,+:。☆.*・+。
「…気持ちいー」
「お湯とろっとろだな。美肌効果あるって」
「ほんと?顔に掛けたらつるつるになるかな」
「雫元から肌綺麗じゃん」
「えー?巧い事言ってー。でもありがとう〜」
「今日は素直だな」
「へへ」
うん。
今日は、素直に瑞季に甘えられる。
あたしを後ろから抱き締めてる瑞季の体に、そっと体を預けた。
「これからもその素直さ期待してますよ、奥さん?」
「…へへ。心がけますよ、旦那さま?」
「…やっべー、クソ可愛い。幸せすぎ…」
「あっ…」
身長が割と高めのあたし達が2人入ってもまだスペースがあるほど大きなバスタブに2人で浸かってるあたし達。
ちゅ、ちゅ、と首筋にキスを落とす瑞季の唇に感じて体を捩った。
「ん…っ」
「…ほら。すげーすべすべ…」
「…っ、ひぁっ…」
「…雫。いくらでもおいしいもの食べに
連れてってやるからさ、もうちょい太れ」
「…っ?やだよー…」
「だってお前、痩せすぎだって…
もうちょっと肉付いてても全然大丈夫だろ」
「んん、っそうかなぁ…」
"いっぱい食べる雫見るの好き"
そう言ってくれた事を思い出し、つい笑顔になる。