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want to be ...
第29章 素直な気持ち 雫SIDE
「でも妊娠したら嫌でも太るんだよー?」
「そうなんだよな。んー楽しみ」
「えぇ、どっちの意味でー?」
「どっちも。お腹大きくなって
俺達の子供生む雫も楽しみだし、
肉付きよくなった雫抱くのも楽しみ」
こことか、なんて言いながら胸を揉んでくる瑞季。
「妊娠中って凄く気持ち乱れるんだって。
あたし、瑞季に酷い態度取るかもしれないよ?
ていうか、取ると思うよ…?」
「それを受け止めるのが夫の仕事だろ?」
「っ…」
え…?
「いくらでもぶつかって来いよ。俺が受け止めるから。
素直じゃない雫を素直にさせんのも得意だし、
いろいろ勉強して対処するつもりだよ?
俺は妊娠の辛さや痛み分かってあげられないから…
その分、その痛みを傍で受け止めて一緒にいるよ」
「…っほんと?妊娠中って一番夫の浮気率高いんだよ」
「待って…あのな、雫。結婚したばっかなのにお前…
浮気って俺が誰にすると思う?
浮気するつもりなら俺は誰とも結婚しねぇよ。
そこら辺は心配すんな、俺は雫にしか勃たねぇ」
「ははっ、露骨すぎ…っ」
「じゃあ浮気する気起きる暇もないくらい子供作るか?
子だくさん夫婦になるか」
「瑞季、子供大好きだもんね」
「おう、サッカーチーム出来るくらい作ろうぜ」
「あ!それね、杏奈と言ってたの。
2人で子供たくさん生んでサッカーチーム作ろーって」