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アンバランスなsweet
第17章 甘い疼き

…………私なにしてるんだろ。
終わった後、自分でその場所を綺麗にティッシュで拭う。
透明な粘液が、ぬらぬらと光っている。
その快感の残滓。
抜けがらみたいな自分自身に――…
自分の狡さと弱さをみるようで、なんだか惨めな気持ちになった。
片桐さんと繋がれば―――…
この苦しい気持ちから逃れられる?
真くんに傾くこの気持ちを―――…
躯は引き留めてくれる?
片桐さんの息苦しいぐらいの優しさにくるまれて。
不満なんか無い…そんなはずなのに、
なんで、私は――…。
あの日…片桐さんを裏切ってしまった…。
そんな罪悪感が私を苦しめる。
―――そして、それから逃れるかのように。
私はこの行為に没頭するのだ。
甘い疼きのままに…。
その心が求めるままに――…。
終わった後、自分でその場所を綺麗にティッシュで拭う。
透明な粘液が、ぬらぬらと光っている。
その快感の残滓。
抜けがらみたいな自分自身に――…
自分の狡さと弱さをみるようで、なんだか惨めな気持ちになった。
片桐さんと繋がれば―――…
この苦しい気持ちから逃れられる?
真くんに傾くこの気持ちを―――…
躯は引き留めてくれる?
片桐さんの息苦しいぐらいの優しさにくるまれて。
不満なんか無い…そんなはずなのに、
なんで、私は――…。
あの日…片桐さんを裏切ってしまった…。
そんな罪悪感が私を苦しめる。
―――そして、それから逃れるかのように。
私はこの行為に没頭するのだ。
甘い疼きのままに…。
その心が求めるままに――…。

