この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
BLACK WOLF
第7章 獣のような目で
「はいはいはいっ!誰だよ、こんな夜遅くに…。近所迷惑だろうがっ!!」





部屋の住人が真夜中の騒がしい訪問者に文句を言うために寝ぼけ眼のまま、怒りに任せて勢いよくドアを開いた。

一言文句を言うつもりだったのだろう。






「ったく!どこのどいつだっ!こんな真夜中に━━━━━━━」




勢いよく開いたドアの先には






バタッ…





「━━━━━━━っ!?舞っ…?おいっ、舞っ‼どうしたんだっ!?舞っ!?」





ハル、ちゃん…?

薄れ行く意識の中でハルちゃんの声が聞こえたような気がした。







私は、知らぬ間にハルちゃんの住むマンションに辿り着いていた。

ハルちゃんがドアを開けて

ハルちゃんの顔を見た瞬間、安心して、そのまま…。




「舞っ!?しっかりしろっ‼何があったんだよ…っ!?」





ボロボロになった私を抱き抱えながら私の名前を叫ぶハルちゃんの声。

その声が耳の奥にまで響いている。

懐かしい、ハルちゃんの腕の中。

まるで、私の絶望や悲しみを溶かしてくれてるみたいだった。






















/269ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ