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BLACK WOLF
第9章 罪と罰
















━━1週間後…━━




「うっま!やっぱ舞の卵焼きは最高!」

「ありがとう」




ハルちゃんの家に来てから今日で1週間。

あれから私はまだ答えを出せずにハルちゃんに甘えたままでいる。

どー言うわけか今もこーして私の手料理をハルちゃんと一緒に食べている。



体の傷も何とか癒えて、風邪も何とか治りかけてはいるけど。

でも、そんな私の気持ちなど吹き消すように、ハルちゃんは前と同じように優しく私に接してくれている。




「昔はさ、よく舞の家で飯食ったよな!」

「あー、ハルちゃんの両親は共働きだからよく我が家で食べてたよね」

家族ぐるみの付き合いだった私達は、昔からお互いの家を行き来するほど仲が良かった。

山奥というだけあって冬は積雪のせいで家に帰れなくなることもあったし。

「あはは。で、昼飯の後は決まって昼寝して━━━━━」

リビングでテーブルを挟み懐かしい昔話に花を咲かせているハルちゃんを前に私の心は罪悪感でいっぱいだった。



私を考え込ませないように、何事もなかったかのように振る舞ってくれてる。

本当は言いたいことや聞きたいことがたくさんあるってわかってる。

なのに、1週間経った今も私を問い詰める事なく普通の態度で接してくれてる。

本来ならこんな甘えられる立場じゃないのに。



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