この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
BLACK WOLF
第11章 満月の夜の狼
引っ掻き過ぎて頬が痛い。

ぐしゃぐしゃに洗ったせいか髪の毛もギシギシと軋んでる。

絶望を感じてる最中、先程の黒埼さんの台詞が脳裏を過った。





『美しい』





私の何が…?どこが…っ!?

こんな不様な体を晒して何が美しいというの?








「う、ひっ、うぇぇん…」









頬を伝うのはシャワーなのか、流れ落ちる汚れなのか、涙なのかさえもうわからない。








「ふぇ、ひっく、うぁぁ…」












その場に崩れ落ちながら泣いた。


今までの事を思い出し悔しくて、情けなくて。


汚された自分の体より


恥辱にまみれながら何度も感じ、絶頂に達し、あの男にすがりつくように鳴き声を上げる自分の体を呪いながら。

















/269ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ