この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
BLACK WOLF
第15章 耳をすませ、爪を研いで
黒埼さんの体が下半身の方へと移動した。
…何で寄りにもよってロングスカートなんて履いて来ちゃったんだろう。
捲り上げられたスカートから見えた太股に軽く啄むようなキスを繰り返す感覚に体がビクビクと反応してしまう。
「くろさ…やっ」
「今度触れたら逃がしてやれねぇと思ってたのに、何で忘れさせてくれねぇんだっ!何で目の前に現れんだよっ!」
「やめ…あっ、やめて…っ」
「お前が俺を獣にするんだっ!」
黒埼さんの目が見えない。
いつもみたいなあの狼の目が…、ちゃんと見れなかった。
もどかしい快感が体をくすぐってるよう。
でも、私の体は何度もこの人を受け入れてしまってる。
この人も私の体の事を知っている。
どんなに酷いことをされても私の体はこの人の愛撫に反応してしまう。
「あぁっ、や…っ」
ソファに座らされ下着を脱がされて、大きく開いた足の隙間に黒埼さんの顔が埋まっている。
いつもみたいに舌先を固くしてクリを転がすような愛撫で私を追い詰めて行く。
「あっ、イッ…イクッ…」
でも、今日はバラの香りがしない。
変わりにアルコールの匂いがきつくて、その匂いだけで私まで寄ってしまったのか。
「ダメ…あぁんっ!あっ、もう許して…っ」
黒埼さんの頭を抑えてそこから引き離そうとするが、こんな状態の私の力じゃビクともしないことぐらい知ってる。
「舞…」
「あぁっ━━━━━」
私、どうしちゃったんだろう?
あんな話を聞いたせい?
それともお酒の匂いで酔っちゃったの?
黒埼さんに名前を呼ばれたせい?
まるで、自分の体じゃないみたいに感じる。
…何で寄りにもよってロングスカートなんて履いて来ちゃったんだろう。
捲り上げられたスカートから見えた太股に軽く啄むようなキスを繰り返す感覚に体がビクビクと反応してしまう。
「くろさ…やっ」
「今度触れたら逃がしてやれねぇと思ってたのに、何で忘れさせてくれねぇんだっ!何で目の前に現れんだよっ!」
「やめ…あっ、やめて…っ」
「お前が俺を獣にするんだっ!」
黒埼さんの目が見えない。
いつもみたいなあの狼の目が…、ちゃんと見れなかった。
もどかしい快感が体をくすぐってるよう。
でも、私の体は何度もこの人を受け入れてしまってる。
この人も私の体の事を知っている。
どんなに酷いことをされても私の体はこの人の愛撫に反応してしまう。
「あぁっ、や…っ」
ソファに座らされ下着を脱がされて、大きく開いた足の隙間に黒埼さんの顔が埋まっている。
いつもみたいに舌先を固くしてクリを転がすような愛撫で私を追い詰めて行く。
「あっ、イッ…イクッ…」
でも、今日はバラの香りがしない。
変わりにアルコールの匂いがきつくて、その匂いだけで私まで寄ってしまったのか。
「ダメ…あぁんっ!あっ、もう許して…っ」
黒埼さんの頭を抑えてそこから引き離そうとするが、こんな状態の私の力じゃビクともしないことぐらい知ってる。
「舞…」
「あぁっ━━━━━」
私、どうしちゃったんだろう?
あんな話を聞いたせい?
それともお酒の匂いで酔っちゃったの?
黒埼さんに名前を呼ばれたせい?
まるで、自分の体じゃないみたいに感じる。