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第5章 雑記　恋がつくるモノ

　　　
心身の疲労をものともしないバイタリティーがなければ不倫や恋愛は楽しめません。忍耐とマメな気遣いも欠かせません。
ぼんやり空を見るのが好きな大厄明けの老眼おじさんに扱えるシロモノじゃないのです。
ですから同年代の男性でまだまだヨソでも頑張っている人をみると、嫉妬よりもまず尊敬してしまうのです。

私はもう今更恋に落ちたいとは思いません。
できる限りそういうものから自分を遠ざけたいと思っています。

恋愛そのものに疲労を覚えるのと、何よりも出会いとワンセットになった¨別れ¨を受け入れられません。
別れが嫌なのです。
恋愛の先に待ち受ける、生き別れなり死に別れなりで被る傷心を癒すのがホントに煩わしいのです。