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煮詰めたシチュー
第5章 雑記 恋がつくるモノ
新作はさておき、視力の復活は考えられなくもない。
私にとって恋愛というのはそれほどパワフルなものなのです。
途方もないエネルギーを費やして、煩を厭わず精力的に活動することに幸福を感じてしまうものです。
いったん恋に落ちると感情の世界に軸足が移りますから、論理的解釈は通用しません。
恋をしている者にしか理解できない感情的なルールがそこにはあって、理性がブレーキの役目を果たさず、暴走したりさせられたりすることで感極まってしまうことがある。
痴情がもつれて刺した刺されたの事件が世間で日常茶飯に起こるのは、ナイフを選択させる非論理感覚が恋愛に内在しているからだと思います。