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第5章 雑記　恋がつくるモノ

　　　
そんな経験でわかったのは、

その恋が眩しく輝くほど辛苦の闇は深くなる。
恋をするというのは、将来の自分にふりかかるその辛苦を予約すること。

ということです。感じ悪いですね。
普通ならバカらしくてそんな予約は誰もしません。

普通ではない相手。それが自分以上に貴重な存在だと思えなければ、つまるところ恋愛という精神活動は、まったく割に合わないということです。