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煮詰めたシチュー
第9章 雑記 アルマゲドンと鬼ごっこ
今の世の中が根本的にネット社会でできていてることは誰でも知っていることで、その恩恵を授かっているのも事実ですし、現にこの文章もネット上でやりとりされてるのですから、私はそれについてとやかく言える立場ではありません。
それに、人々の生活は右肩上がりに良くなってきたのだから、これからももっと便利になるだろうと見込んでいます。
モアイの島で、どんどんハゲていく島の森を前に『これはヤバいんじゃないか』と危機を感じた島民も中にはいたと思いますが、いくら警鐘を鳴らしたとしても文明の滅びを目の当たりにした者は誰一人としていないので、周囲には寝言戯言にしか聞こえなかったのかもしれません。