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煮詰めたシチュー
第10章 雑記 哀しい病
もう一度言うと、この教師は47歳です。
小さな子供でも人を殴ればケガをすることぐらいわかっています。
であれば、この教師は幼児以下の精神構造であったか、ケガをさせるつもりで殴り続けたかのどちらかで、前者であれば然るべき機関で精神治療させるべきであり、後者であれば暴行犯として服役すべきでしょう。
もし私が道端で無抵抗の高校生を殴れば、れっきとした犯罪者として扱われます。
教師と生徒という関係性と、学校内という特殊な場所性によって、この暴力が体罰とすり替えられていますが、こんなものは言葉の遊びであって、犯罪以外の何物でもありません。