この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
煮詰めたシチュー
第10章 雑記 哀しい病
   
今から6年前、私達夫婦に大変辛いことがありました。
片時も辛さが心を離れず、やりきれませんでした。

息子の葬儀を終えてひと月ほど過ぎた頃から、病気でもないのに、手足に鉛を巻いたように体が重く感じるようになりました。
何もかもがおっくうになり、起き上るのも嫌で、¨俺はこんなに怠け者だったかな¨と自己嫌悪する日が続いていました。

客観的には重症ではないけれども、実感として辛いという状態で、空腹感がなく、妻が用意してくれた朝食を無理やり押し込むのが精いっぱいで、昼はもちろん、夜は食ってきたと嘘をつき、食事もほとんどしていませんでした。



   
/303ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ