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煮詰めたシチュー
第3章 雑記 弁当箱は自分で洗え
そんな中、組織のボスはヒロインを連れて逃げ回りますが、この間に女の子と二人だけの特別な関係みたいなのができあがっていて、それがちょっと甘酸っぱいものだったりするんですね。
用具倉庫や園舎内のトイレに逃げ込んで、狭い場所で身体を寄せ合ったりすると、ヒーローものの脚本にロマンスのエッセンスがふりかけられた派生ドラマが始まって、その年齢なりにドキドキしたり、恋心がわいたりするんです。
そういうおいしい役どころと解った上で、私はいつも¨仕方ないな¨とクールに装い、内心ウハウハで悪の親玉『死神ハカセ』役に立候補する、マセた幼稚園児でした。