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叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第2章 灰色の雨が降る日、俺たちの関係はねじれた
俺の部屋。
いつの間にか雨足は酷くなり、窓の外がざあざあとうるさい。
見上げれば空は低く、雲は薄墨色に濁っている。

しゅーちゃんは問題集を解いていた。
白く長い、それでいてちゃんと男らしさを持った手が、銀色のシンプルなシャーペンを握っている。

学校の帰りにどちらかの部屋に溜まるのはよくあることだ。
どっちの親も共働きだし、夕飯を一緒に食べることもある。

俺は課題のプリントをやるフリをして、ちらちらとしゅーちゃんを盗み見た。

さっきの女の子、どうなったんだろう。
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