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叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第2章 灰色の雨が降る日、俺たちの関係はねじれた
「な、何でもないって……あんなに可愛い子が待ち伏せしてたのに?」

今まで彼女を作ってこなかったしゅーちゃんも、あの子相手ならグラつくんじゃないだろうか。

「おまえ、あーゆーのがタイプなの?」

しゅーちゃんの唇が、くっと揶揄するように歪む。

「ち、違う、けど……」

俺のタイプはしゅーちゃんです、なんて口が裂けても言えない。

「でも、付き合ってって、聞こえたし……」

しゅーちゃんが前髪をかきあげながら溜め息を吐いた。
シャーペンを握っていた白い指が、真っ黒な髪に絡む。
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