この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第8章 泡のようにはじけて
頭がぐしゃぐしゃだった。

家には帰りたくない。
少しでもしゅーちゃんから離れていたい。

どうしたらいいのか全然わからなかった。

俺はスマホのアドレス帳を開いた。
手が微かに震えているのは、初めて人を殴った興奮のせいだろうか。

迷った末に、ひとつの番号をタップする。

『若葉ー? どした?』

明るい声が電話越しに響く。
相手はさっき会っていた少女だった。

「……ごめん、苺香。帰ったばっかなのに」
/261ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ