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叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第2章 灰色の雨が降る日、俺たちの関係はねじれた
「……へぇ?」

しゅーちゃんは底冷えするような笑みを浮かべた。
さっきから機嫌が悪いみたいだ。

「若葉の好きな奴って、誰?」

「秘密」

言わない、絶対。
言えるわけがない。

「ねぇ、誰?」

しゅーちゃんは俺の肩を掴んだ。
その手は俺のより大きくて、思った以上に力がこめられていた。

「い、痛い、よ……」

「言えよ」

しゅーちゃんの指が俺の肩に食い込む。
その目に鬼気迫るものを感じて、俺は後ろに下がろうとした。
でも肩をつかまれているから出来ない。
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