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叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第11章 雨は止んで
「……ダメ?」
「う……。ち、ちょっとだけ、なら……いいよ?」
セックスにちょっとだけなんてねーよ。
ツッコミを入れたくなったが、せっかく若葉がオッケー出してくれたんだから、気が変わる前に行動に移してしまいたい。
若葉の体をベッドの上に横たえる。
上からのしかかり、緊張している若葉の前髪を優しく払う。
でろでろに甘やかしたい。
不思議だ。
以前はあんなに泣かせたかったのに。
ひとつ、ひとつ、シャツのボタンをはずしていく。
恥ずかしいのか、若葉はそっぽを向いたまま、なまめかしい溜め息を吐いた。
「う……。ち、ちょっとだけ、なら……いいよ?」
セックスにちょっとだけなんてねーよ。
ツッコミを入れたくなったが、せっかく若葉がオッケー出してくれたんだから、気が変わる前に行動に移してしまいたい。
若葉の体をベッドの上に横たえる。
上からのしかかり、緊張している若葉の前髪を優しく払う。
でろでろに甘やかしたい。
不思議だ。
以前はあんなに泣かせたかったのに。
ひとつ、ひとつ、シャツのボタンをはずしていく。
恥ずかしいのか、若葉はそっぽを向いたまま、なまめかしい溜め息を吐いた。