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叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第2章 灰色の雨が降る日、俺たちの関係はねじれた
「はぁっ……!」

腹の空気を吐き出しながら、俺は信じられないものでも見るかのように、白く濁った液体を眺めていた。

しゅーちゃんの手の中に、しゅーちゃんの目の前で、出してしまった。

「う、あ……」

ぼろり、と、ひときわ大きな涙が目尻からこぼれ落ちていく。

「……はは、マジで出した」

しゅーちゃんは手の平の粘液を見つめ、唇の端を吊り上げた。

優しくとけるように微笑みながら、しゅーちゃんは汚れた手を俺の頬になすり付けてくる。
俺は目を閉じてそれに耐えた。
鼻をさす、生臭い匂い。
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