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叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第4章 歪んだ日常
しゅーちゃんと俺はクラスが離れている。
行きと帰りが一緒にならなければ、そんなに顔を合わせることもない。
時間は淡々と過ぎていく。
黒板に書かれた英文を書きとりながら、俺は窓の外を眺めた。
最近ずっと雨続きだっただけれど、今日は珍しく青い空が見える。
これなら傘をすぐ忘れるしゅーちゃんでも一人で帰れるかな。
少し距離を置きたいと思っていたはずなのに、気づくとしゅーちゃんのことを考えている。
そんな自分がおかしくて、ちょっと悲しい。
行きと帰りが一緒にならなければ、そんなに顔を合わせることもない。
時間は淡々と過ぎていく。
黒板に書かれた英文を書きとりながら、俺は窓の外を眺めた。
最近ずっと雨続きだっただけれど、今日は珍しく青い空が見える。
これなら傘をすぐ忘れるしゅーちゃんでも一人で帰れるかな。
少し距離を置きたいと思っていたはずなのに、気づくとしゅーちゃんのことを考えている。
そんな自分がおかしくて、ちょっと悲しい。