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藤の舞
第10章 休診日
「おやすみなさい…」

うつらうつらしながら返事をした。


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「まずは約束を守ったか診察します。」

診察台に昇る。

ひっそりとした院内に先生と二人きり、何も気兼ねしなくていい状況に私は興奮していた。

ググッと先生の指が挿いる。グチュグチュと掻き回され指が抜かれる。

「ちゃんと守ったようですね。」

先生が指を洗面台で洗っていた。

「さあ、降りて、この前で裸になりなさい。
自分から脱ぐのだと、僕を誘惑するように言いながらですよ。」

先生が示したのはビデオカメラを設置した三脚の前だった。

「え…」

「貴女からここにきた証拠が欲しいんですよ。」


先生が言うことはわかる。でも、映像が残るのは怖い。

先生がカメラのところで待っていた。

昨晩の主人との行為でやはり満たされなかった私は知っていた。

この体が先生を欲しがっている。先生でなければもう足りないのだと…


私は覚悟を決めてブラウスのボタンを外していった。

「先生、私を抱いて、sexしてください。
先生でなければ満足できないんです。

その為なら何でもします。どうぞ好きにしてください。」
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