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藤の舞
第4章 治療2・洗浄
っん…

思わず洩れてしまった声に、獲物が慌てて顔にあった手を口に当て、しっかりとそれを塞いだ。

構わずシャワーで攻める。

ん゛…ん゛

くぐもった声を楽しみながらシャワーを下の方にずらしていく。

淡いピンク色の菊門を狙う。きれいに閉じられた皺が美しかった。

後孔の皺の外側から円を描くようにして中心のすぼんだ所へ向かう。

うう゛…

声が洩れたところでサッと止める。

割れ目は水滴以外の汁気で、明らかに潤んでいた。

シャワーを今度は上の方へ移動させる。

皮を被る陰核を目指す。
やはり周りからじわじわと攻めていくと、

ン…ン…

ぷくりと充血して腫れ上がり、声を洩らして震えている。

不妊治療まで希望しないが、妊娠を望んでいる場合、大方夫婦生活が希薄だ。

夫妻どちらに非があるわけでもないが、積極的に取り組んでいかないと、そのままセックスレスになる確率は高い。

これだけ未開発の美しい獲物が世の中にゴロゴロしていることに危惧を感じ、産婦人科でなく婦人科専門で開業したのだ。

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