この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
藤の舞
第15章 誘惑
男がグッと拳を握って、アタシを見上げたが、
アタシは後ろに付いた手を、もっと後ろにつき直し、上体を反らせて天井を見て誤魔化した。
「ねぇ、消毒の前にストッキング脱がせてよ。」
「えっ?」
アタシは腰を浮かせて見せる。
「だってガーゼ着けたら脱ぎ辛くなっちゃうもの…」
「…君…恥ずかしくないのかい?知らない男に…」
「だって立つの痛いもん。それに貴方ならカッコいいし紳士だからいいわ。」
今度は男の方が顔を赤くして視線を反らした。
アタシは上体を倒して腰を浮かせ、足裏をベッドの縁にかける。
「ねぇ、早くして…」
男の手がスカートの中に入って太ももを伝う。
そこまでは内ももの鎖の柄をじいっと見ていたが、
タイトミニが捲れあがると、顔を反らし目を瞑ってストッキングのウエストを手繰り下ろした。
そこからはアタシが目を瞑る。
好きなだけアタシを見てもらえるように…
「これはどうしたらいい?」
目を開けると男が所在なげにストッキングを持って困ってアタシを見下ろしていた。
まだ、ガバッと抱きついてはこないんだ。
「ゴミ箱にでも捨てて…」
アタシは後ろに付いた手を、もっと後ろにつき直し、上体を反らせて天井を見て誤魔化した。
「ねぇ、消毒の前にストッキング脱がせてよ。」
「えっ?」
アタシは腰を浮かせて見せる。
「だってガーゼ着けたら脱ぎ辛くなっちゃうもの…」
「…君…恥ずかしくないのかい?知らない男に…」
「だって立つの痛いもん。それに貴方ならカッコいいし紳士だからいいわ。」
今度は男の方が顔を赤くして視線を反らした。
アタシは上体を倒して腰を浮かせ、足裏をベッドの縁にかける。
「ねぇ、早くして…」
男の手がスカートの中に入って太ももを伝う。
そこまでは内ももの鎖の柄をじいっと見ていたが、
タイトミニが捲れあがると、顔を反らし目を瞑ってストッキングのウエストを手繰り下ろした。
そこからはアタシが目を瞑る。
好きなだけアタシを見てもらえるように…
「これはどうしたらいい?」
目を開けると男が所在なげにストッキングを持って困ってアタシを見下ろしていた。
まだ、ガバッと抱きついてはこないんだ。
「ゴミ箱にでも捨てて…」