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藤の舞
第17章 童歌
「感染症の治療に、
ああ、勘違いしないでくださいよ。
性行為のものでなく、カンジタといって、トイレでもお風呂でも、日常にいる菌で、免疫力が落ちていれば、処女でもかかるものです。
最初はその治療に来ました。」
「最初は?」
「ええ、問診票をご覧下さい。
不妊にも悩んでいたらしく、治療の一環でホルモン治療を始め、
奥さん魅力的な方なので、僕もついほだされてしまい…
でも、ちゃんと意志は確認してますし、貴方との性行為を大事にするようにお勧めもしてるんですよ。
今でも…」
男が写真を二枚テーブルに置く。
「今の状態になるにあたっても、強要していないという誓約書があるんです。
実物もありますから疑うなら、照合しますか?
筆跡鑑定と大陰唇の証文…」
見せられた写真には、中身の文面は出来合いにしろ、サインと妻のマン拓というのか、
拇印のように、アソコで押された印があった。
「あんな体に…」
「それは、もちろんあの形にしてくれとは頼まれませんでしたが、
性感の為に続けていたら、ああなってしまう訳で、
お願いはされていませんが、
本人は変わりつつあるのを自覚していましたよ?」
ああ、勘違いしないでくださいよ。
性行為のものでなく、カンジタといって、トイレでもお風呂でも、日常にいる菌で、免疫力が落ちていれば、処女でもかかるものです。
最初はその治療に来ました。」
「最初は?」
「ええ、問診票をご覧下さい。
不妊にも悩んでいたらしく、治療の一環でホルモン治療を始め、
奥さん魅力的な方なので、僕もついほだされてしまい…
でも、ちゃんと意志は確認してますし、貴方との性行為を大事にするようにお勧めもしてるんですよ。
今でも…」
男が写真を二枚テーブルに置く。
「今の状態になるにあたっても、強要していないという誓約書があるんです。
実物もありますから疑うなら、照合しますか?
筆跡鑑定と大陰唇の証文…」
見せられた写真には、中身の文面は出来合いにしろ、サインと妻のマン拓というのか、
拇印のように、アソコで押された印があった。
「あんな体に…」
「それは、もちろんあの形にしてくれとは頼まれませんでしたが、
性感の為に続けていたら、ああなってしまう訳で、
お願いはされていませんが、
本人は変わりつつあるのを自覚していましたよ?」