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藤の舞
第18章 人工受精
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んぁあああああっ…せんせぇ…早く…ちんこが…欲しいぃ…

奴隷がビデオカメラの前で叫ぶ。

片方ずつ手首と足首を括って、左右に手足を拡げさせ、長椅子に乗せた。

熊のぬいぐるみのように、胸から秘部までを晒し、
両手足を椅子に乗せている。

真ん前にビデオカメラを設置し、奴隷の前の届かないところに、天井からバイブとローターを吊るした。

睾丸から亀頭までの男性器そのままの形のバイブと、
将棋の駒を差す時の微妙な人差し指と中指の形をしたローター…

それが奴隷の届かない宙で、互いの振動でぶつかっては弾いてと卑猥に揺れていた。


奴隷はそれを恨めしそうに眺めていた。

ビデオに撮られて鏡のお客様達に見られるのだと説明してあるのに、

小刻みに体を揺すり、舌を伸ばして宙を舐めては、『ちんこが欲しい』と繰り返した。


旦那との関係がどうなるかわからないので、今日は客を招いてなかった。

けれども、いつも通り朝一番に奴隷は来たのだ。

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