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藤の舞
第20章 結末
私は自分の体が淫らでどうしようもないものだとわかっていた。

先生から突き放されると寂しく感じる。

でも、ことあるごとに、先生は私の意志や夫婦関係を見直すように促してくる。

妊娠や出産について主人と話すように言われたが、
上の空な感じでの返事はもらっていた。

sexに対して奥手だから、自分に魅力がないから、飽きられてしまうのでは…

結婚前からの男性に対しての不安、自信の無さからくる不安…

違う形で私から壊してしまったけど、
それでも私を妻として側にいることを許してくれるなら、それで十分ではないかと考えるようになった。

妊娠に向けての問診以降、また沢山のお客様が病院に訪れて、私の相手をしてくれた。

体はぼろぼろでへとへとでも、求められることで満たされた。

ただ、もうそれも終わるのではないかと感じている。

もし妊娠していたら、もう用は無くなるのではと、思うのだ。
だから先生は問診の時間を取ったのではないかと…

次にもし先生に家庭を顧みるように促されたら、
それはこの関係の、淫欲の交差する狂宴の終わりということで、
その時にはもうここに来るのをやめようと思っていた。
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