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藤の舞
第20章 結末
「今週末には結果がわかります。
奥さんの為に特別に、土日に診察します。
来られますか?」

「はい、主人が泊まり掛けでゴルフなので、どちらでも大丈夫です。」

「本当にゴルフなんでしょうか…」

「わかりませんが、私は信じています。」

「そうですか、ご主人ともお話したいので日曜日に迎えに来てもらうようにしてください。」

「わかりました。では日曜日に診察ですか?」

「いや、ご主人がいなければ、貴女も暇でしょう?
土曜日に来て結果を聞いて、そこからは好きにすればいいんじゃないですか?」

「はい。」


あれからも、新しいお客様が沢山きて私を抱いていく日が続いていた。
気絶するまで、立てなくなるまで抱き潰されて私はようやく満たされる。

でも、たぶんそれも今週末で終わり。
もし、妊娠していたら、私は母として生きていく。


主人に診察の話をすると、相変わらずの無表情で、
『日曜日の夕方迎えにいく。』
と答えた。


きっと終わる、もう終わりだ。
そう思えば、余計に欲が強くなり、こちらから積極的にsexを求めた。
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