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藤の舞
第8章 痒み
ククっ…
そうそう、餓えて貪欲になって、貞操だの旦那だの忘れてしまえ、美しいうぶな体を捧げてしまえ…

ほくそ笑みながら、カメラを子宮口まで進めていった。

「ここが子宮の入口ですよ。ここから精子が入って行き受精するんです。
ポルチオは、妊娠させられる代償に得られる快感といってもいいでしょうね。

立派な男性器に巡り会えれば、ここを沢山刺激して貰える。

強い遺伝子を受け入れるために本能が見極めるための性感帯といった感じです。

でも、ここも昨日よりも綺麗になってますからね。
痒みというのは気持ちの問題かも知れませんね。」

話しながらポルチオを刺激し高めてやる。

クスコからはポタポタと蜜が垂れ流しになっていた。

んん゛…っはぁん…

足りない刺激に悶えながら体をくねらす獲物を見るのは楽しくて仕方ない。

生殺しにしてたっぷりと辱しめて楽しんだ。

またバーを握り締める準備をしている。カタカタと音を立ててカメラを抜き取ってしまう。

ふぁ…

獲物は潤んだ目をしているが、カーテンで見えていないことになっているので、知らないフリをする。


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