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英里を調教 <大学生編>
第17章 あとがき
 こんばんは、ききまろです。

 『英里を調教 <大学生編>』 これにて終了です。

 最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

 最終章は、志穂さんの大学の卒業式のお話。
 掲載が3月27日と、ぎりぎり卒業式シーズンに間に合いました。

 もともとは、たくさん短編を書いて文章力を上げたい、と思って書いた短編の中のひとつが『英里を調教』の第一章で、長く続けるつもりのお話じゃありませんでした。

 ところが、第一章の最後で達也が「英里を輪姦したい」とか「その後のことはまたここで報告する」みたいなことを言い出したんで、高校生二年生のお話をずっと書き続け、エクストラ・ストーリーとして、リクエスト頂いた内容をもとに少し三年生の話を書き、本編を書いている間に大学生になった英里ちゃんの話を思いつき、急遽真紀ちゃんが登場して…

 てな具合でここまで来ました。

 『英里を調教』も『<大学生編>』も、いつかもっと文章が上手に書けるようになったら、自分でもう一度書き直してみようと思っています。

 一応十年後の達也が主人公の話とかも考えてますが…
 とりあえず、このシリーズはここでお終い。

 英里ちゃんはじめ、志穂さんも真紀ちゃんも友恵ちゃんも、みんな大好きでなので、少し寂しいけど、しばらくお別れです。

 最終章の中で「幸せ」ではなく「倖せ」という字を使いました。
 これはききまろが一番好きな漢字で、ただ「幸せ」なのではなく、「人」との関わりの中で生まれて、人と分かち合うことが出来る「幸」が「倖せ」なのだと思います。

 最終章の志穂さんの気持ちにぴったりだと思ったので、使ってみました。

 あと、本編で出した、高杉晋作の辞世の句。
 あれもききまろが大好きな言葉のひとつです。

 このふたつで、志穂さんの気持ちが、少しでも伝わればいいな、と思います。


 最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

 引き続きリクエストはお受けしますので、リクエスト頂いた際、もしくは新しい話が書きたくなったら、また更新していきます。

 
 それでは、次回作でまた、お会いしましょう。


 3月27日 ききまろ
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