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英里を調教 <大学生編>
第10章 卒業までにしたいこと ~真紀の目線~
暑かった夏が終わり、秋になりました。
とはいえ残暑厳しめ。まだまだ暑い。
私達『料理研究会』は、九月の連休に、九月生まれのメンバーの誕生日会も兼ねて、バーベキューを開催することにしました。
こんにちは。『料理研究会』の一応代表の、渡部真紀です。
私にはいくつか、卒業までにしたいことがあります。
今日は、そのうちのひとつを叶えた時のお話をします。
「お肉が10キロ!?」
「うん…お肉だけでね。他にも野菜や魚がたくさん…」
困ったことになりました。
バーベキュー用のお肉の買い出しを、力持ちの『栄養筋肉学サークル』にお願いしたら、まさかの、この量。
日頃、力仕事でお世話になっているから、とバーベキューに誘ったのが間違いだったかしら。
相当張り切ってくれたんだねぇ…持てるだけ買っちゃったのかしらねぇ…
私と志穂は、そんなお肉の山を見て溜め息。
バーベキューは当日朝早くから出発なので、前の日のうちに、と買い出しをしたのだけれど。
これじゃ、食堂の冷蔵庫に入りきらないよ。
とりあえず、メンバーみんなの冷蔵庫に分散して入れるとしても、この量は…
「食べきれる、かな?」
「どうだろう…お肉以外にもたくさん買ってきたからね」
「こうなったら、明日の今日だけど、来れる知り合いみんな呼ぼう。
祝日だから、寮母さんも誘っちゃおう」
そんなわけで、メンバーに緊急連絡。
『食べ物が大量にありすぎて、余ること確実。
我、援軍を求む。
汝ら知り合いに声をかけるべし』
とはいえ残暑厳しめ。まだまだ暑い。
私達『料理研究会』は、九月の連休に、九月生まれのメンバーの誕生日会も兼ねて、バーベキューを開催することにしました。
こんにちは。『料理研究会』の一応代表の、渡部真紀です。
私にはいくつか、卒業までにしたいことがあります。
今日は、そのうちのひとつを叶えた時のお話をします。
「お肉が10キロ!?」
「うん…お肉だけでね。他にも野菜や魚がたくさん…」
困ったことになりました。
バーベキュー用のお肉の買い出しを、力持ちの『栄養筋肉学サークル』にお願いしたら、まさかの、この量。
日頃、力仕事でお世話になっているから、とバーベキューに誘ったのが間違いだったかしら。
相当張り切ってくれたんだねぇ…持てるだけ買っちゃったのかしらねぇ…
私と志穂は、そんなお肉の山を見て溜め息。
バーベキューは当日朝早くから出発なので、前の日のうちに、と買い出しをしたのだけれど。
これじゃ、食堂の冷蔵庫に入りきらないよ。
とりあえず、メンバーみんなの冷蔵庫に分散して入れるとしても、この量は…
「食べきれる、かな?」
「どうだろう…お肉以外にもたくさん買ってきたからね」
「こうなったら、明日の今日だけど、来れる知り合いみんな呼ぼう。
祝日だから、寮母さんも誘っちゃおう」
そんなわけで、メンバーに緊急連絡。
『食べ物が大量にありすぎて、余ること確実。
我、援軍を求む。
汝ら知り合いに声をかけるべし』