この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
英里を調教 <大学生編>
第10章 卒業までにしたいこと ~真紀の目線~
 そして私は、お父さん以外の男の人とはずっと体を重ねずに、今日まで来てしまった。
 一度だけ、告白されて付き合ってみたけど、キスまでしか出来なかった。そこまでが限界だった。
 それでも人恋しい私は、高校生の頃から女の子を求める女になってしまって、しかも、自分がされるのは怖くて、責める側にならないと安心出来なくなってしまった。

 今では、志穂や、サークルのメンバーのおかげで、「される側」になっても大丈夫になった。
 十分、気持ちのいい、女の子同士のセックスを楽しめている。

 でも、このままじゃいけないとは、ずっと思ってた。
 いつかは男の人に抱かれなきゃいけないんだって、ずっと思ってた。

 結婚だけは、女の子同士じゃ出来ないもんね。

 私だって、ウェディングドレスを着たいし、子供だって産んでみたい。

 だから今日、そのために今。
 卒業までに、したいこと─

 

「あ、んんっ!」
 
 志穂の手を握る手に力が入る。
 白くなるほど強く握られても、志穂はその手を離さずにいてくれた。

 達也君のものが、少しずつ入ってくる。

 バイブと同じだと思えばいいの。
 あれよりも、大きくないし、硬くもない。
 だから、大丈夫なんです、真紀。

 自分に言い聞かせる。

 達也君の動きが止まった。
 心配そうな顔で見てる。

 私ったら、志穂だけじゃなくて、年下の男の子にまで、こんな顔させて…

 手を伸ばして、達也君の首を抱くように回す。
 片方の手は、志穂の手を握ったまま、もう片方の手で、達也君を抱き寄せる。

 目を閉じる。

 大丈夫。大丈夫。
 触れ合う距離まで達也君の体が迫ってくる。
 熱いものがお腹の中に入ってくる。

「ちゃんと入ったよ、真紀。いちばん奥まで入ったよ」

 志穂の声。
 涙が流れて返事が出来ません。

「動いてもらっても平気?」

 うん、と頷く。

 達也君がゆっくりと腰を動かす。

「あ…ふ、あ…んん…」

 少しずつ気持ちよくなる。
 怖い気持ちが消えて、快感が増して、声が出る。

/140ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ