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英里を調教 <大学生編>
第10章 卒業までにしたいこと ~真紀の目線~
そして私は、お父さん以外の男の人とはずっと体を重ねずに、今日まで来てしまった。
一度だけ、告白されて付き合ってみたけど、キスまでしか出来なかった。そこまでが限界だった。
それでも人恋しい私は、高校生の頃から女の子を求める女になってしまって、しかも、自分がされるのは怖くて、責める側にならないと安心出来なくなってしまった。
今では、志穂や、サークルのメンバーのおかげで、「される側」になっても大丈夫になった。
十分、気持ちのいい、女の子同士のセックスを楽しめている。
でも、このままじゃいけないとは、ずっと思ってた。
いつかは男の人に抱かれなきゃいけないんだって、ずっと思ってた。
結婚だけは、女の子同士じゃ出来ないもんね。
私だって、ウェディングドレスを着たいし、子供だって産んでみたい。
だから今日、そのために今。
卒業までに、したいこと─
「あ、んんっ!」
志穂の手を握る手に力が入る。
白くなるほど強く握られても、志穂はその手を離さずにいてくれた。
達也君のものが、少しずつ入ってくる。
バイブと同じだと思えばいいの。
あれよりも、大きくないし、硬くもない。
だから、大丈夫なんです、真紀。
自分に言い聞かせる。
達也君の動きが止まった。
心配そうな顔で見てる。
私ったら、志穂だけじゃなくて、年下の男の子にまで、こんな顔させて…
手を伸ばして、達也君の首を抱くように回す。
片方の手は、志穂の手を握ったまま、もう片方の手で、達也君を抱き寄せる。
目を閉じる。
大丈夫。大丈夫。
触れ合う距離まで達也君の体が迫ってくる。
熱いものがお腹の中に入ってくる。
「ちゃんと入ったよ、真紀。いちばん奥まで入ったよ」
志穂の声。
涙が流れて返事が出来ません。
「動いてもらっても平気?」
うん、と頷く。
達也君がゆっくりと腰を動かす。
「あ…ふ、あ…んん…」
少しずつ気持ちよくなる。
怖い気持ちが消えて、快感が増して、声が出る。
一度だけ、告白されて付き合ってみたけど、キスまでしか出来なかった。そこまでが限界だった。
それでも人恋しい私は、高校生の頃から女の子を求める女になってしまって、しかも、自分がされるのは怖くて、責める側にならないと安心出来なくなってしまった。
今では、志穂や、サークルのメンバーのおかげで、「される側」になっても大丈夫になった。
十分、気持ちのいい、女の子同士のセックスを楽しめている。
でも、このままじゃいけないとは、ずっと思ってた。
いつかは男の人に抱かれなきゃいけないんだって、ずっと思ってた。
結婚だけは、女の子同士じゃ出来ないもんね。
私だって、ウェディングドレスを着たいし、子供だって産んでみたい。
だから今日、そのために今。
卒業までに、したいこと─
「あ、んんっ!」
志穂の手を握る手に力が入る。
白くなるほど強く握られても、志穂はその手を離さずにいてくれた。
達也君のものが、少しずつ入ってくる。
バイブと同じだと思えばいいの。
あれよりも、大きくないし、硬くもない。
だから、大丈夫なんです、真紀。
自分に言い聞かせる。
達也君の動きが止まった。
心配そうな顔で見てる。
私ったら、志穂だけじゃなくて、年下の男の子にまで、こんな顔させて…
手を伸ばして、達也君の首を抱くように回す。
片方の手は、志穂の手を握ったまま、もう片方の手で、達也君を抱き寄せる。
目を閉じる。
大丈夫。大丈夫。
触れ合う距離まで達也君の体が迫ってくる。
熱いものがお腹の中に入ってくる。
「ちゃんと入ったよ、真紀。いちばん奥まで入ったよ」
志穂の声。
涙が流れて返事が出来ません。
「動いてもらっても平気?」
うん、と頷く。
達也君がゆっくりと腰を動かす。
「あ…ふ、あ…んん…」
少しずつ気持ちよくなる。
怖い気持ちが消えて、快感が増して、声が出る。