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夢…を…見させてくれますか…
第13章 幸せな時間

「ツアーが決まったぞ!!」
メンバーが集まった
「忙しくなるぞ!!」
その日、メンバーが呼ばれミーティングが開かれた
「今日は…ヒロさんとアツシさんが来る。気合い引き締めて」
皆が集まりヒロとアツシも現れた
「お疲れさま」
ヒロがみんなに声をかけ、挨拶がはじまった
今市はアツシに憧れている
しばらくはマンションに帰れそうにもない……
ミーティングが終わり、今市と登坂は残される
「今市、登坂!!」
ヒロに呼ばれた
「はい!!」
「明日からレコーディングと音合わせ…アツシさんと一緒にしばらくはいる。わかった?」
「はい!!」
「はい!!」
今市と登坂は返事をし、アツシの前に行き挨拶をした
「よろしくお願いします」
「よろしく。」
由真にはメールを打っておいた。
…しばらく帰れそうにもない、ツアーが決まった…
由真はメールを受け取り返事をした
:わかった、頑張ってね:
2日…3日…
一人のベッドは広すぎて…寒くて寂しくて…
4日…一週間…
「ただいま」
「姉ちゃん!!どうした?」
「うん、真のご飯食べたくて。」
「あの人には?」
「今忙しくてさ…」
「姉ちゃん…痩せた?」
「どうかな。」
弟の料理を食べて安心する
「おいしい」
「姉ちゃん…」
「ご馳走さま」
「姉ちゃん…送るよ」
「ありがとう」
車に乗る由真
「辛いんだろ?」
「そんなことないよ。」
「わかるよ。でも姉ちゃんが選んだ道だろ、だから俺は応援するよ姉ちゃん達のこと」
「真…」
「姉ちゃんが幸せになるように祈ってる。」
「うん、ありがとう真。良かった真に会って。」
「おやすみ」
マンションに降り部屋に入ると今市からメールがあった
:由真、元気か?俺はホテルに籠もってレコーディングやら何やらでしんどい、けど由真のこと考えたら頑張れるよ。由真、愛してるよ愛してる:
涙が流れた
:隆…愛してるよ:
それだけ返す

