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やさしいんだね
第4章 ロストバージン
はじめ松浦の口の中で絡み合っていた舌は、気付いた時には小百合の口の中でねっとりと、この1ヶ月間の空白を埋めるために、また、1時間半というタイムリミットから現実逃避するかのように、激しく絡み合うようになった。
そしてそれは、どうして色黒さんは1時間に10万円という大金を叩いてまで中学生の自分を抱きたがるのだろう、という、小百合が最も気付きたくない現実からの逃避だったのかも知れない。
「・・・一緒にシャワー浴びようか?」
どれくらい唇を重ねていたのだろう。
腕の中に抱かれたまま小百合は潤んだ瞳で松浦を見上げると、松浦は先ほどと同じ笑顔を浮かべて小百合を見下ろしていた。
密着したお腹のあたりに、松浦の硬く張り出したものが当たっている。
小百合が黙って頷くと、松浦は小百合のセーラー服に手をかけた。
その瞳は優しく澄んで、じっと小百合の顔を見つめていた。
小百合はハッと気付き、慌てて両手をバンザイのかたちに上げた。
そしてそれは、どうして色黒さんは1時間に10万円という大金を叩いてまで中学生の自分を抱きたがるのだろう、という、小百合が最も気付きたくない現実からの逃避だったのかも知れない。
「・・・一緒にシャワー浴びようか?」
どれくらい唇を重ねていたのだろう。
腕の中に抱かれたまま小百合は潤んだ瞳で松浦を見上げると、松浦は先ほどと同じ笑顔を浮かべて小百合を見下ろしていた。
密着したお腹のあたりに、松浦の硬く張り出したものが当たっている。
小百合が黙って頷くと、松浦は小百合のセーラー服に手をかけた。
その瞳は優しく澄んで、じっと小百合の顔を見つめていた。
小百合はハッと気付き、慌てて両手をバンザイのかたちに上げた。