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第3章 生贄の祭壇

次の町に向かう途中に小さな村が有った。村では毎年若い娘を魔物に生け贄として差し出しており、今日はその日との事だ。

村娘「勇者様。今年は私の番なの・・まだ死にたくない・・・」
勇者「分かりました。自分が魔物を退治します。村娘さんは安心して待ってて下さい」
魔女「今回の相手も強いよ。頑張ろう♪」

生け贄の祭壇で魔物を待っていると魔物と子分が現れた。

子分「後ろの女が生け贄か？ 今年の女は若くないな」
魔女「し、失礼ね！」
魔物「まぁよい。さっさと女を置いて立ち去れ」
勇者「俺は勇者だ！お前たちを倒す為に来た！」
魔女「私が子分を倒すから勇者君は魔物を倒して！」

勇者が魔物と戦っている。相手の方が強いから大丈夫かなぁ～

「ｽｶﾗ」「ﾋﾟｵﾘﾑ」っと小声で唱え勇者の守備力と素早さを上げた。

子分「おい。何をよそ見している。お前の相手は俺だ」
魔女「さっき失礼な事、言ったわね。覚悟しなさい！」
子分「死ぬのはお前だ」