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勇者とお姉さま
第2章 洞窟の魔物
町で聞いた情報によると、この先の洞窟に魔物が住み着き人々を襲うらしい。

勇者「洞窟の魔物を倒そう!」
魔女「強そうよ」
勇者「勇者だから逃げる事は出来ない!」
魔女「そうね。頑張ろう♪」

洞窟に入ると今までより強い魔物が襲い掛かってきた。何とか倒しながら奥まで行くと一回り大きな魔物が居た。

魔物「ほう。ここまで来るとは勇者だな」
勇者「そうだ!覚悟しろ!」
魔物「ふん。返り討ちにしてやる」

バシッ!バキッ!ビシッ!

勇者が押されている。ちょっと荷が重かったかなぁ~

ドン!!

勇者が吹き飛ばされ壁に打ち付けられた。

魔女「勇者君!大丈夫?」

勇者は気を失っている。

魔物「次はお前の番だな」
魔女「勇者君が気を失って良かったわ♪」

私は指先に小さな火の玉を作る。

魔物「ハハハ。そんな小さな火の玉で俺が倒れると思うのか」
魔女「この魔力感じないなんてあんた下っ端だねぇ~」
魔女「メラ」

私は魔物に対して火の玉を放した。

魔物「ウギャーーきさま何者だぁーーからだーがーー」

魔物は跡形もなく燃え尽きた。
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