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傍にいてもいいの?
第11章 傍にいてもいいの?

驚く間もなくあたしの足は宙を舞う。
右手に移動した2つの石を落とさないように握りしめたのは無意識。


あ、ぴよちゃん!
そう思って足元を見れば、そこには居なくて........
お姫様抱っこをされながら移動中、仲良くならんでソファーに置かれていたぴよちゃんを見つけてホッとした。

きっと、ブランケットを取ってくれたときに......。

たかがひよこの人形だけど、あたしの好きな物を大切に扱ってくれた佑典さん。貴方は本当に、優しい人ですね。





そして―――――――――


連れていかれた場所は........
ベッドの上ではなくてバスルーム。


『冷えた身体は温めないとね?』


なんて、微笑めばキスの嵐。
佑典さんがあたしを脱がし、あたしは佑典さんを........。


肌蹴ていくあたしの身体には、あちこちに佑典さんのシルシが付けられていく。


背中にキスされているとき、くすぐったくて仰け反った鏡に映る自分の上半身を見て驚いた。
隠れる場所だからって、胸の膨らみにここまでする?
特に下の膨らみ........。




シャワーを浴びて、泡だらけになって。
初めて佑典さんの髪を洗ったら、お返しにとあたしの髪も洗ってくれた。
男の人に洗ってもらうのもいいね。大きな手で包まれて気持ちよかった。


泡が入るからと目を瞑るように言われてそうすると、不意打ちのキス。
イヤじゃないのがすこし悔しい。




身体を包んでいた泡を全て流し終わったら、いつの間にか逞しく昂っていた佑典さんがあたしの脚の間に擦り寄る。


後ろから両手で胸の膨らみを包み、親指と人差し指が乳首を弄りだしたらもう止まらない。


佑典さんが絶頂まであたしを連れていくのに、たいした時間はかからなかった。



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