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傍にいてもいいの?
第3章 お持ち帰り........?

「....部長、何で笑っているんですか?」


いつまでも肩を揺らして笑う部長に少し強めの口調で問いかける。


「....いや、すまない。笹倉、お前....考えてること全て言葉に出ていたぞ?」


「は?」


もしかして、今考えていたこと....声に出してた?

部長はそう言いながらベッドの端に腰かける。
大きなベッドなのに、何故あたしに近い位置に座るのですか?


「まず、飲み会をしたのは覚えてるだろう?」


部長の問いにあたしはコクりと頷く。


「そこで、笹倉の失恋の憂さ晴らしが始まって....」


部長は指を折り数えながら話してくれる。


「次から次へと酒を煽るように飲んで........酔い潰れ、同期二人は先に帰宅。偶々隣の個室で飲んでいた俺がお前をここへ連れてきた、と。........理解した?」


シーツにくるまったまま動かないあたしの顔を覗き込むように、何故かさらに近づく部長。


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