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傍にいてもいいの?
第3章 お持ち帰り........?

「部長....ごめんなさい。スーツ、汚してしまったのなら弁償します。分割でお願いしたいので月々の返済金額は........」


情けない格好だけど、ベッドの上で土下座する。
その、あたしの頭の上では部長の笑いをこらえる声が........。


そっと頭をあげて部長を見る。
手の甲で口元を押さえて堪えている部長と目が合う。


「ププッ....笹倉....おまえ、やっぱり可愛いわ....」


「え?」


「お前にとってつらい出来事だったとは思う。だが、俺にとってはチャンスなんだよな........」


「は?」


ギシッとベッドが軋んで、部長があたしの頬に触れる。


「ち、ちょっと....部長?」


その手を振り払おうと身体を捩るが、巻き付けているシーツが邪魔をする。
バランスを崩して、背中から倒れると....部長はあたしの上に覆い被さってきた。


背中から巻き付けたシーツは肌蹴てしまい、殆ど意味をなしていない。

救いはショート丈のキャミソールだけでも着ていたこと。


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