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傍にいてもいいの?
第9章 守りたいものがある........

守りたいものがある――――――――


「ひとみ......」


「ンッ.....佑典さん....」


俺が組敷く下で柔らかな膨らみを揺らしながら可愛く喘ぐひとみに啄むようなキスをする。


「アッ、ンッ、ンッ........」


ひとみの手が俺の腕を伝って脇の下から肩まで伸びてくる。唇を少し離すと


「やっ....もっと....」


甘えた声で求めてくるから堪らない。
舌を絡めればそれに応える。上も下も卑猥な水音を響かせ続ければ........


「アッ....ヤッ、ダ....メっ、ンッ、ンンッ........」


俺の肩に爪を立てて身を捩り、ひとみは果てた。
更にひとみの身体を突き上げれば俺の熱も放たれる。
呼吸を整えるひとみの左側の膨らみにいつもの印をつけ、尖端に移動しては『まだ足りない』と言わんばかりに吸いついた。



――――――――――――――――――――



ひとみとの関係が『上司と部下』から『恋人』に変わった。
その時間、6年........長かった。



恋人になったと同時に始まった同棲。
ひとみにとっては、短期間に変化していく環境に戸惑いもあったはず。


長く交際していた相手にフラれ........

その後、開かれた同期との飲み会。

呑んで酔いつぶれ、目が覚めて俺に告白され........

戸惑っているときに住んでいたアパートは事故に捲き込まれて住めなくなる。

最後は、強引に持ち込んだ俺との同居。



丁度連休だった為、元カレと関係する品はすべて処分して、新しく生活するために必要な品は一緒に買い出し。

出掛けた先で、偶然にもひとみの元カレとその相手に遭遇したのは俺も驚いたな。


まだ気持ちの整理が出来ていないのか、苦しい表情のひとみの代わりに俺が挨拶をしてその場を離れた。


一度、駐車場に戻ろうと二人で向かった。声を掛けても反応しない今にも泣きそうなひとみにムードも何もないのだが........我慢できずに告白した。


もちろん、ひとみは驚いていた。
けれど、俺の気持ちを受け止めて一緒に歩んでくれると気持ちを伝えてくれたのは嬉しかった。


嬉しすぎて、ひとみとの始めてのキスは........
ひとみに胸を叩かれるまで深く求めてしまった。


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