この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
心も抱きしめて
第2章 も
「あの・・・私、石島さんの事はサークルの先輩ってことぐらいしか知りませんし」
「だな」
「顔見知り程度の人とエッチするほど良い身体してませんので」
慌ててお断りする私にプッと笑って
「はい」
と小さい紙を差し出した。
名刺だ。
「横浜ホールディング、外食営業部主任」
自分の肩書きを言うと私の手の中に名刺を押し付けた。
「これが俺の今の身分ね。会社の規模はそこそこ大手。
出世は順調。性格はこれから知ってくれ」
「・・・・あの?」
「怪しい奴じゃないから。セックスしても安全だろ?」
「いや・・・それはどうでしょう?」
「というと?」
「人には見かけによらない性癖がありますから」
真面目な顔をして言う私に大声で笑いながら
「確かに性癖は人それぞれあるだろうけど。
特に変わったものではないと約束するよ」
なんて笑うけど。
「そんなの、自分は変わった性癖です。なんていう人はめったにいないと思います」
「だな」
「だな」
「顔見知り程度の人とエッチするほど良い身体してませんので」
慌ててお断りする私にプッと笑って
「はい」
と小さい紙を差し出した。
名刺だ。
「横浜ホールディング、外食営業部主任」
自分の肩書きを言うと私の手の中に名刺を押し付けた。
「これが俺の今の身分ね。会社の規模はそこそこ大手。
出世は順調。性格はこれから知ってくれ」
「・・・・あの?」
「怪しい奴じゃないから。セックスしても安全だろ?」
「いや・・・それはどうでしょう?」
「というと?」
「人には見かけによらない性癖がありますから」
真面目な顔をして言う私に大声で笑いながら
「確かに性癖は人それぞれあるだろうけど。
特に変わったものではないと約束するよ」
なんて笑うけど。
「そんなの、自分は変わった性癖です。なんていう人はめったにいないと思います」
「だな」